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レアメタルとは

 レアメタルとは –

 レアメタルとは -レアメタルとは、名前通り(レア=希少)な金属類という意味です。因みに、レアメタルは日本独自の名前で、海外では「マイナーメタル」と呼ばれています。◎【金属類は、ベースメタル、貴金属、レアメタルの3種類に分類できます】[ベースメタル]鉄や銅、亜鉛、鉛、アルミニウムなどのように大量に使用され、生産量が多く、様々な材料に使用されている金属類をいいます。[貴金属]金、銀、白金(プラチナ)やパラジウム等の8元素を指し、希少で耐腐食性があるのが特徴の金属類をいいます。[レアメタル]「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、安定供給の確保が政策的に重要(経済産業省)」(⇒存在量が少なかったり、技術的・経済的な理由で採掘や精錬が難しく抽出が困難なため、純粋な金属として得がたい金属)で、希少な非鉄金属を言い、タングステンやコバルト等、産業に欠かすことのできない31種類が挙げられます。【レアメタル 30種類】リチウム(Li)、ベリリウム(Be)、ホウ素(B)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、セレン(Se)、ルビジウム(Rb)、ストロンチウム(Sr)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、アンチモン(Sb)、テルル(Te)、セシウム(Cs)、バリウム(Ba)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、レニウム(Re)、白銀(Pt)、タリウム(Tl)、ビスマス(Bi)【レアアース 17種類】スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウムGd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)⇒レアメタルは、31種類となっていますが、レアメタルとして挙げらているものは30種類です。『レアアース』として1種類とみなすことで、合計31種類となっています。また、『レアアース』は希土類と呼ばれ、強力な永久磁石に欠かせない「ネオジム」や「ジスプロシウム」、カラーテレビの蛍光体に使用される「イットリウム」が含まれます。レアアースは17種類あり、レアメタルの一部なのでレアメタルと総称していますが、全てを合わせると47種類になります。

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